空調および換気用として開発された
高効率の送風機です

可変翼形軸流送風機 AXICO ANTI-STALL®(アキシコ アンチストール)は、風量を絞った時に起きる極めて危険なサージング現象を、容易に防止する優れた機能を持ち、事務所ビル、工場、風洞実験などの実験設備、地下鉄、トンネルなどでの空調および換気用として開発された効率の高い軸流送風機です。

また、遠隔操作により、運転中でも動翼の取り付け角度を自由に変化させ、効率のよい広範囲な風量制御が可能です。

このため従来の送風機にくらべ、換気用エネルギーを大幅に節約することができます。また、設置空間が小さくてすみ、取りあつかいに便利なうえ、発生騒音が高周波に偏っているため騒音対策が簡単です。
AXICO ANTI-STALL
可変翼形軸流送風機 AXICO(アキシコ)
設置場所:関西国際空港
可変翼による風量制御
起動時
可変翼は、全閉の角度により無送風が可能な為、起動動力を抑えられ、又、回転部分はアルミニウム合金製でGD2(慣性モーメント)が小さく立ち上がり時間も短い。
運転時
運転時に翼角度を変更する事が出来、直接翼角度を操作するので、急激な負荷変動、制御指令にも迅速・正確に追従する事が出来ます。
AXICO ANTI-STALL®(アキシコ アンチストール)の効果
AXICO ANTI-STALL®(アキシコ アンチストール)
ファンと遠心送風機の性能比較
特長(1) サージングのない運転
AXICO(可変翼形軸流送風機)
アンチストールリングの採用により、サージング現象のない安定した
運転が出来ます。
遠心送風機(多翼・ターボ)
一般に空気量を絞ると小風量域でサージングを起こし易い。
  • ・ 一定静圧制御(VAVシステム等)では、ゼロ風量までの広い制御範囲がえられます。
  • ・ 並列運転や直列運転を行う場合には、送風機の運転状態のバランスが異なっていても、安定した運転状態が得られます。例えば、何台かの並列運転において、1台のみ可変風量制御を行うことも可能です。
  • ・ システム抵抗が一定せず、大きな負荷変動が予想されるような場合においても、使用出来ます。
  • ・ 翼角度全閉起動(低GD2)が可能ですので、起動電流を押さえ、軽負荷時間起動が出来ます。
特長(2) 広範囲の風量制御
動翼角度を変え高効率を維持しながら広範囲に風量・圧力を制御することができますので大きな省エネルギー効果があります。
例えば、50%風量に絞った場合、可変翼制御はダンパ制御の約1/3、サクションベーン制御の約1/2の動力で済みます。
  • 1. 送風機、電動機、駆動装置の効率を100%とした場合の理論軸動力
  • 2. 可変翼制御方式(AXICO ANTI-STALL®)
  • 3. 回転数制御方式
  • 4. サクションベーン制御方式
  • 5. ダンパ制御方式(リミットロードファンに対する特性)
広範囲の風量制御
回転数制御(直流モータ・極数変換モータ等) 高価
インバータ制御 高周波障害
サクションベーン制御 低効率
ダンパ制御 低効率
特長(3) 小型・軽量
AXICO(可変翼形軸流送風機) 遠心送風機(他翼・ターボ)
形状 コンパクト。ダクトインも可能です。 気流の方向変換(90°)がある。
重量 軽い。遠心送風機の1/3~2/3.
大風量となる程、遠心送風機との差は大きくなります。
据付スペースは大きい。重い。
据付方法 設置位置・方向の自由度が大きい。 ほぼ床置形に限定されます。
塗装・断熱 形状が単純で表面積が小さい。
塗装・断熱工事費は遠心送風機の1/3~1/2。
形状は複雑で表面積も大きい。
設置スペース例
AXICOの仕様
選定:FPAC-100-5-8
風量:50,000m3/h
静圧:600Pa
動力:15kWx4P
重量:500kg
AXICOの仕様
遠心送風機の仕様
選定:シロッコ片吸込 #7
風量:50,000m3/h
静圧:600Pa
動力:18.5Wx6P
重量:1090kg
遠心送風機の仕様
特長(4) ランニングコストが低い
効率
遠心送風機(多翼・ターボ)の場合平均50~70%に対し、AXICOは平均 80%。
航空機のプロペラと同様、流体力学上理想的なエアロフォイル(翼形)断面を持った動翼の設計が成されており、高効率が得られます。
動力
ファンが高効率な為、同じ仕様の遠心送風機に比べ、1ランク以上モータが小さくなります。そのため遠心送風機に比べ、ランニングコストは小さくなります。風量を絞って使用する場合、前項の通り省エネ効果は抜群です。
動翼全閉で起動できるため起動電流も低くおさえられます。
特長(5) 騒音対策が容易
軸流送風機の騒音は、主として中・高周波域において発生しており、これは低周波騒音と比較してはるかに簡単なサイレンサーにより減衰させることができます。(サイレンサーの理論的消音設計が可能です。)
ダンパやベーンなどによる絞り制御では風量を絞ると騒音レベルが増加しますが、可変翼送風機では、風量減少に伴い騒音レベルは減少します。
特長(6) 静圧一定の制御が可能
遠心送風機の場合、可変速遠心送風機では主として回転数を変化させるため、静圧一定のまま小風量まで制御することは困難です。AXICOなら可変翼送風機は回転数が一定であるので、静圧を一定に保ったまま風量を0(ゼロ)近くまで変えることができ、静圧一定が要求されるVAV方式には最適です。
特長(7) 迅速な追従性
直接、翼角度を操作するので、急激な負荷変動、制御指令にも迅速・正確に追従できます。
回転部分は、アルミニウム合金製でGD2(慣性モーメント)が小さいので起動立ち上がり時間は短い。
二輪、四輪車用車速追従風洞試験用ファンとして最適です。

Information

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