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害虫による被害予防対策

2017.03.10
お悩み相談室

相談:屋上機械ヤードを点検巡回中に,ポンプカバー内に営巣していたアシナガバチに刺されました.とても痛かったのですが,どのような予防対策をしたらよいでしょうか

A:近年,ねずみやヘビなどの小動物や昆虫などの侵入による建物や設備のトラブルが多く発生しています.人と彼らとの接点が都市化や気候環境の変化により複雑化していることが要因にありますが,人の健康や製品などの品質に与える影響が大きい場合があるので,適切な対策が必要です.そうした被害は多種にわたり,人が噛まれる,刺される,その結果,感染症やショックなど健康上の被害を受けた,気が動転して足場から転落,機器・工具の誤操作で被災したといった事例が報告されています.また,電路短絡や地絡による停電,電線がかじられる損傷事故,リレーなどの電子部品内部に虫が入り込み動作不良を起こした事例,製品内に虫や動物の体毛が混入した品質事故も多発しています.外気取入れフィルタの早期目詰まり,捕集能力喪失や室圧逆転による汚染事故も郊外の精密部品工場で発生しました.
いずれの場合も,
•居心地のよい温湿度環境や光,餌の存在などの誘引源がある
•すき間の処理不十分や防虫網の未設置など侵入経路の防止対策が不十分である
•狭い閉鎖空間や接近しにくく清掃困難な場所で,巣が除去・駆除されていない
といった要因が基本的に存在するので,対策には,これらを解消することが必要です.

詳しくは下記、ボタンより記事をご確認ください。

 

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