【相談】：
弊社の保守管理業務範囲外のトラブルへの助言・協力の依頼が、施設オーナーからありました。
どんなことに注意して対応すればよいでしょうか。

A：
弊社の管理業務の範囲外だったものの、設備システムとして関連があるため、トラブルに対応した事例を紹介します。
今回のトラブルは、外調機の温湿度管理や冬季の凍結防止制御など多岐にわたり、多くのデータ収集と分析など、空調制御の知識や経験がなければ原因の特定が難しいもので、ES 事業者と弊社とで外調機の送風温度などのデータを収集・分析し、設定に対して異常な制御が行われていないかを確認しましたが、一部の外調機で供給温度が乱高下していることが判明し、本棟オーナーが外調機の点検を行ったところ、加熱コイルの破損が原因であることがわかり、オーナーが過熱コイルの水抜きと外調機の停止措置を行い、冷温水の無駄な流出を防いだ対策について実例と併せて述べています。

キーワード：外調機、加熱コイル、凍結、省エネルギー