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ポンプへのインバータ導入事例

2025.09.12
お悩み相談室

【相談】
冷温水二次ポンプ1台の設備にインバータを導入したいのですが、どのような方法があり、どの程度の省エネになりますか。

A:
ある施設では、冷温水二次ポンプにインバータを導入することで、大規模な工事を行わずに年間動力費を最大約78%削減することに成功しました。さらに、ポンプを複数台に分割して台数制御を行うことで、最大約89%の省エネも実現しています。インバータ導入による省エネ効果は、制御方式によって異なります。

主な制御方式には以下の3つがあります
 1. 吐出圧一定制御(定流量):現状の一般的な方式で、省エネ効果は限定的です。
 2. 吐出圧一定制御(変流量):インバータにより流量を変化させることで、年間動力費を約27%まで低減できる可能性があります。
 3. 推定末端差圧制御:さらに効率的な制御が可能で、年間動力費を約21.8%まで削減できる可能性があります。
また、ポンプを複数台に分割して台数制御を導入することで、インバータなしでも約33.9%の省エネが可能です。これに加えて上記の制御方式を導入することで、約10.9%まで削減できる可能性があります。
本文では、各制御方式の特徴や導入時の注意点についても詳しく解説されています。

キーワード:インバータ導入、冷温水ポンプ制御、省エネ対策、設備改善、台数制御と効率化