【相談】
クリーンルームの室内圧力を可視化するには、どのようにしたらよいでしょうか。

Ａ：
製造工程の変更に伴う間仕切り改造で、クリーンルームの室内圧力が変化する可能性があります。ANSI規格では、清浄度クラスの高い部屋（ISO Class 6）は隣室より高い圧力を維持することが求められます。
本記事では、実際の工場で行った水蒸気やタフトによる気流の可視化、風速測定による圧力差の確認といった具体的な手法を紹介します。
さらに、これらの方法はクリーンルームだけでなく、厨房の臭気漏れやビルの隙間風対策など、業務用施設のトラブル対応にも応用可能です。

キーワード：クリーンルーム、室内圧力、気流（気流方向・気流分布）、風速測定（微風速計）、HEPAフィルター（清浄空気供給）