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銅管の腐食による冷媒ガス漏れ事故と対策

2016.10.11
お悩み相談室

相談:テナント入居者から「空調が効かない」との苦情があり,調査したところ,ビルマルチエアコンの冷媒ガスが抜けて,「蟻の巣状腐食」による冷媒漏れとわかりました.予防保全として,どのような対策をすればよいでしょうか.

A: 低温の冷媒銅管表面が断熱材損傷のために結露し,化学反応により断熱材を留めている接着テープの接着剤からカルボン酸が生成されて,蟻の巣状腐食が発生した事例です.冷媒銅管にはさまざまな腐食が考えられますが,今回はこの蟻の巣状腐食とその防止対策を紹介します.近年,ビルマルチパッケージエアコンの普及に伴い,冷媒銅管が腐食して冷媒が漏れる事故の報告が増えています.漏水による被害が,建物内部に限定されることが多い水配管に比べ,フロン系冷媒の漏洩は,地球環境に大きな影響を及ぼします.「フロン排出抑制法(平成 27 年4月施行)」では,フロン漏洩の管理を厳しく要求されています.適切に施工された冷媒銅管は,本来長寿命ですが,配管通過ルートとなる天井内などの空間の環境雰囲気や,断熱材や施工に使用する諸材料の影響を受けて腐食することがあります.

詳しくは下記、ボタンより記事をご確認ください。

 

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