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コージェネレーションシステム導入 事例(1)

2024.02.29
お悩み相談室

【相談】:顧客からコージェネレーションシステムを導入したいという相談がありました。       どのように検討したらよいでしょうか。

A:電気料金の高騰やグローバルなCO2削減ニーズ、さらには大規模自然災害による停電の頻発など、現在、改めてコージェネレーションシステム(以下「CGS」と記す)が注目されています。CGSは熱電併給とも訳され、発電機による発電に加え、その排熱を有効利用することで総合効率を高め、大幅な省エネを達成できるシステムです。発電効率と総合効率を比較した火力発電は、最新の高効率発電所の発電効率が仮に50%だとしても、CGSで排熱を有効利用した場合は1.8倍の総合効率90%であり、いかにCGSが省エネであるかがわかります。

昨今、様々な社会的背景から、CGSが改めて注目されており、とりわけ小型μCGSは設置が容易なこと等から引き合いが増加しています。他方、CGSの設置検討は、電気設備と熱源設備の両方の知識が必要なことから、ともすれば「難しい」と思われがちですが、浅学の筆者に出来る範囲で判り易く解説したつもり?です。読者にとって今後、何らかの関心を持って頂くきっかけになれば幸いです。

本文では、CGSの種類やμCGS導入のポイント、および具体的な選定方法や導入検討事例について概説します。

キーワード:CO2削減 、電気料金、停電頻発、μCGS、省エネ、BCP、VPP

※掲載紙面は、発売から6か月後(2024年8月頃)の公開予定です。