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冷凍機の冷却水量不足の原因調査

2026.06.03
お悩み相談室

【相談】

点検後の試運転を行ったところ、冷凍機が異常停止してしまいました。原因調査の方法を教えてください。

A:

ある事業所にて、吸収式冷凍機の点検後の試運転時に「起動後すぐ停止する」というトラブルが発生しました。警報内容から原因は冷却水流量不足と判明し、直前に実施された点検作業の影響も疑いながら調査を開始しました。

まず、バルブの開度不良を確認しましたが、いずれも外観上は開状態で異常は見られませんでした。次に、ストレーナ清掃や冷却塔内部の洗浄など、一般的な対策を実施しましたが改善には至らず、流量不足の状態は解消されませんでした。

そこで視点を変え、ポンプの運転状態を詳細に確認したところ、吐出圧力・電流値ともに「締切運転」に近い異常な挙動を示していることが分かりました。これにより、配管内のどこかで流路が閉塞している可能性が高いと判断しました。

今回のポイントは、性能曲線や運転データを活用した切り分けによって、単なる汚れや詰まりではない異常に気づけた点にあります。

では、外観上は「全開」に見えていたにもかかわらず、実際には流れを大きく妨げていた原因とは何だったのでしょうか――。その意外な真因と再発防止のポイントについては、ぜひ続きでご確認ください。

キーワード:冷凍機 、冷却水 、空調保全、ポンプ